告知

第3回「日記祭」を開催します

来る2023年4月9日(日)、日記をたのしむイベント「日記祭」を開催いたします。

昨年4月に開催して以来、3回目となる「日記祭」。今回も、株式会社はてなさんにご協賛いただくこととなりました。
いま日記をつけていない方には「今日から日記をつけよう」と思っていただけるような一日に、もともと日記をつけている方には日記の魅力をより感じていただけるような機会になれば、幸いです。日記のお祭りを楽しみましょう。

***

イベント概要

開催日時:2023年4月9日(日)11:00-17:00
開催地:BONUS TRACK(東京都世田谷区代田2-36-15)
※BONUS TRACKは、小田急小田原線「下北沢駅」と「世田谷代田駅」の間に位置する「あたらしい商店街」です。日記屋 月日の店舗もこちらの施設内にあります。

主催:日記屋 月日
協賛:株式会社はてな
協力:BONUS TRACK

※ご来場の際は、咳エチケット等の感染症予防にご協力くださいませ。

※雨天の場合は7月に延期日を設けます。最新情報は各種SNSでご確認ください。

●「日記本」即売会

場所:BONUS TRACK GALLERY/広場
時間:11:00〜17:00

当日はたくさんの日記本が並びます。
この日のために、出店者のみなさんにはご自身のつけている日記をまとめてもらっており、当日は製本したものを販売していただきます。

<出店者>

にがつやまだ
フラクタル山羊座ロンド
ぎゃんす
THE INDEPENDENT SARDINE BOOKS
bubu
安井一輝
古賀及子
pha
海 園子
浅森ユウ
乳化
途中
日記島
hammustardsandwich
うちゅうの麓
葦屋
曖昧
ikeca
明日天気堂
日記屋 月日

<ゲスト出店者>

阿久津隆|「読書の日記」シリーズの続編、『読書の日記 本を出す 指を切る お葬式』、『読書の日記 InDesign 入籍 山口くん』の先行販売を実施いたします。

植本一子、金川晋吾、滝口悠生|日記祭にあわせてご制作いただいた、合同作の日記本を販売されます。

柿内正午|日記祭にあわせてご制作いただいた、日記本を販売されます。

※ご出店される皆さんとそれぞれの日記本の情報は、日記屋 月日のTwitterで詳細をお知らせします。
また、ブース場所については、この下にある「MAP」と書いてある画像をご参照ください。会場では、紙の地図も配布します。

<委託販売者>

ホームズ
yoyo
山羊座のナンカ
ku-
N子
W. Aragas
速達
たんたん拍子
イン・シティ
とみおか
Asuka Sasaki
かもめと街

<ゲスト委託販売者>

品田遊|日記祭にあわせて『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』(朝日新聞出版)には収録されていない日記を集めた、特製リトルプレスをご制作いただきます。

※上記のみなさんの日記本は、日記屋 月日のブースにて販売いたします。
また、それぞれの日記本のご紹介は日記屋 月日のTwitterでお知らせしてまいります。

●音楽ライブ、トークショー

場所:世田谷代田 仁慈保幼園 Piazza(ピアッツァ)
※BONUS TRACK広場から徒歩10秒の場所にあります。

入場料:無料
定員:30名〜50名(先着順)

○音楽ライブ〈生活者の音楽〉

音楽のために暮らしがあるのでも、暮らしのために音楽があるわけでもなく、上がったり下がったり、分かったり分からなくなったりする生活の往来そのものが音楽として鳴っているような気がしてしまう。そんなミュージシャンの方々をお呼びして演奏会をひらきます。

※音楽ライブ〈生活者の音楽〉は入場無料ですが、ライブ開始1時間前からの20分間、会場前で整理券を配布します。
ご入場は30分前から、整理券の若い番号の方から順にご案内いたしますので、ご了承ください。

例)11:00開始のライブの場合、10:00〜10:20に整理券を配布。10:30から、整理番号の若い順にご案内いたします。

※音楽ライブは、日記屋 月日のInstagramアカウント上で「インスタライブ」も実施いたします。
※アーカイブは残りません。

○トークショー
〈日記〉を中心に「書くこと」そのものや、何か思い出すことについて、ゲストの方に様々な角度からお話をしていただく場です。
これから日記をつけたい方、日記についてじっくり考えてみたい方、ぜひお越しください。

※トークショーは、日記屋 月日のTwitterアカウント上で「スペース配信」も実施いたします。
※アーカイブは残りません。

※本企画へのお問い合わせは、主催者である「日記屋 月日」宛へお願いいたします。会場である「仁慈保幼園さん」にお問い合わせいただいてもお返事をすることができませんので、予めご了承ください。

<タイムテーブル、出演者>

11:00-12:00 〈生活者の音楽〉 
       出演:浮

どこまでも広がっていく浮さんの歌声を聞くと、生活の曖昧さ、不確実さをそのまま包み込んで、ほんとうのこと、いつも見ているはずの風景の美しさを新しく思い出したりします。それぞれの人にとって、忘れられない景色も、忘れてしまっていた景色も、ぜんぶ思い出してしまうような時間になればいいなと思います。

12:30-13:30 トーク
「どうしてオンライン上で日記を書くのか」
      ゲスト 古賀及子、pha

個人サイト、ブログ、note、Twitter。日記や私的なテキストを人目につくところになぜ載せるのか。「そこ」でなければ書けないことがあるとすれば、それは何なのか。オンライン上で見知らぬ人から読んでもらうことで、もっと書けるようになったことがあるとすれば、どんなことなのか。
2018年以降のウェブ日記をもとにした『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』を上梓された古賀及子さんと、2017年以降の日記をまとめた『曖昧日記』、シェアハウスをやめて一人暮らしをするまでの日々が収録された『曖昧日記2』がロングセラー中のphaさんにざっくばらんなおしゃべりをしていただきます。

14:00-15:00 トーク
      「わたしたちは思い出す――”私”の記録は”あなた”の記憶とどう交差するのか」
       ゲスト 松本篤
       聞き手 日記屋 月日

今年1月にAHA!から刊行された『わたしは思い出す』。赤いギンガムチェック柄が目を引くこの分厚い本は、2011年の〈震災〉を経験した”かおりさん”の育児日記を再読するプロジェクトからうまれたものでした。出産、育児、震災、日記をつけること――本書を語る多様な切り口のうち、日記屋 月日では「なにか思い出す」という、その行為に焦点を当てて、本プロジェクトの聞き手・編集・構成・撮影を担当された松本篤さんにお話をお聞きします。
当日は、トークを聞きながらふと思い出したことや、できれば忘れたくないなと思っていることなど、ご来場される方々のお話もお聞きしたいです。

16:00-17:00 〈生活者の音楽〉
   出演:東郷清丸

陽の光が気持ちよくて鼻歌を口ずさむ、なんとなく腰掛けているイスを叩いてみる。生活することと音楽の境界はどこにあるのか。東郷さんの音楽は日々の忘れてしまうような出来事がやさしく包まれていると思います。赤ちゃんが泣いている声、陽気なリズムがうれしくて駆け回る足音もきっと音楽の一部です。小さなお子さん連れの方や、親子でもそろってぜひ聴きにいらしてください。

<出演者プロフィール> ※出演順

浮(ぶい)
米山ミサによるソロプロジェクト。
2018年頃からギターの弾き語り、作詞曲を始める。
​2019年、1stAlbum"三度見る"​をリリース。
2020年、白と枝、松井亜衣と 歌と言葉のユニット”ゆうれい”を結成。
2021年、藤巻鉄郎(ds)、服部将典(cb)とトリオ”浮と港”の活動を開始。このトリオでは、2022年11月1日にSweet Dreams Pressより2nd Album"あかるいくらい"をリリースした。

古賀及子(こが・ちかこ)
ライター、編集者
2018年10月はてなブログで日記の毎日更新を開始し、2019年からは同人誌としての頒布も行う。現在はnoteに不定期で更新中。
著作に『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)がある。
Twitter:https://twitter.com/eatmorecakes
note:https://note.com/eatmorecakes

pha(ふぁ)
ブロガー、作家
1978年大阪府生まれ。「ギークハウスプロジェクト」発起人。40歳を機に、11年続けたシェアハウスを辞めて一人暮らしに。今は文章を書きながらふらふら暮らしている。著書として『どこでもいいからどこかへ行きたい』『しないことリスト』『人生の土台となる読書』など多数。作家バンド、エリーツではドラムを担当。

松本篤(まつもと・あつし)
AHA!世話人/NPO法人remoメンバー
1981年、兵庫県生まれ、大阪府在住。市井の人々の記録の価値に着目したアーカイブ・プロジェクト、AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]を2005年に立ち上げる。記録集『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル』(生活工房、2019)などの企画・編集を担当。『わたしは思い出す』では、企画立案者として、かおりさんへのインタビューとその編集を行う。

東郷清丸(とうごう・きよまる)
横浜生まれ。2017年に1st Album「2兆円」、2019年に2nd Album「Q曲」を発表。
両作品ともに、若手ミュージシャンのための音楽賞"Apple Vineger Music Award"にノミネート、「Q曲」は審査員特別賞を受賞。
DIYスタジオに演奏家を招聘し一日でミニアルバムを録音・発表した「トーゴーの日2020」や、コロナウイルス感染拡大の影響でイベント中止が相次いだ2021年のゴールデンウィークに、毎日あたらしい歌を公開した「Golden Songs Week」など、音楽をつくる行為そのものを遊ぶ。
開放的な音楽観を活かしてCMや映画・演劇への楽曲提供も多く手掛け、そのほか映像やラジオへの出演も行う。

●「はてなブログ」ブース By 株式会社はてな
場所:BONUS TRACK GALLERY

日記祭のためだけに、はてなブログのユーザーのみなさんから「日記の記事」を募集し、アンソロジー形式の「はてなブログの日記本(非売品)」の制作が実現。

この日記本は、2022年12月にリリースされた、はてなブログの記事をそのままリトルプレス(自主制作本)にすることができる「リトルプレスパック」制作されています。

ご自身のブログ記事を小ロットで気軽に本にできるので、初めての「日記本づくり」におすすめです。

「はてなブログの日記本(非売品)」は、はてなブログさんのブースにご来場いただいた方に先着順で配布されます。配布数に限りがございますので、予めご了承くださいませ。

その他、ノベルティの配布も予定されています。おたのしみに!

「はてなブログのリトルプレスパック」についてはこちら
https://blog.hatenablog.com/entry/littlepresspack

第3回「日記祭」へのご協賛についてはこちら
https://blog.hatenablog.com/entry/nikkisai202304

***

4月は慌ただしくもありますが、新たなことを始めてみようかな、という気持ちが芽生えるよい月です(きっと)。

日記祭をきっかけに、日記をつけ始める方が増えると嬉しいです。
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。