著者：乗代雄介、おかやま旅筆会 発行：おかやま旅筆会（ワークショップ参加者有志） 装画：福井智恵美 編集・制作：ブックスハドル --------------------- 作家・乗代雄介さんを講師に迎え、岡山市で2023年より毎年開催されているワークショップをもとに編まれた一冊です。 ワークショップでは、「文章で風景をスケッチしよう」「写生文で風景を綴ろう」というテーマのもと、参加者が野外を歩き、その場で目にした風景を言葉で描写します。本書は、2024年に実施された2年目のワークショップにて綴られた風景スケッチ文を中心にまとめたものです。 前半では、ワークショップ中に書かれた文章の中から、講師が特に印象に残った表現を抜粋。同じ場所・同じ時間に書かれた複数の視点と描写を読み比べることができます。 後半の「自由課題」では、受講生有志がそれぞれの地元や旅先で綴ったスケッチ文を全文掲載。別々の時間や場所の視点を読み比べることができます。 「風景を言葉にする」営みは、そのまま日記を書く行為にも通じるものだと思います。 --------------------- 目次： 序文（乗代雄介） ワークショップ第一回　二〇二四年五月十八日 ワークショップ第二回　二〇二四年七月二十七日 自由課題