original


著者、写真:石川瑠華
俳優やアーティストとして活動している石川瑠華さんの、母の夫である斉藤さんが亡くなってからの1年間の日記です。
「中学生の頃から、私は母を幸せにすることができなくなりました。
母は、わたしが小学生の時に離婚し何年か経つと再婚し、
のちに夫となった斉藤茂さんと一緒に幸せな時間を過ごしました。
私も母もその時間がある程度は永遠に続くと思っていました。」
「命がなくなる時、音はするのでしょうか。
どんな音でしょうか。
それはわかりやすい音でしょうか。
悲しい音でしょうか。
解放的な幸せな音でしょうか。」
(まえがきより)