設計・デザイン/発行：明津設計 ●仕様 4月始まり ――― ・太陽／月の高度（時刻）入り ・〈 月 相（ 月 の 満 ち 欠 け ）〉入 り （基準地点：日本） ――― 用紙：モンテシオン 予定表 (カレンダー) は、年間の日の出入/月の出入の時刻に加えて太陽と月の高度の変化を一望することができます。 例えば、太陽の高度は夏至は約78 °まで上がるのに対して、冬至は約 30 °までしか上がっていない様子がわかります。 また、月の出の時刻は毎日約1時間ずつずれていき、満月は夜12時に頭の上にのぼり、新月は昼12時にのぼっているのを見て取ることができ、夏至に近い日の満月は高度が低く、冬至に近い日の満月は高度が高くなっていることもわかります。（...新月はその逆） ・ 用紙は「モンテシオン」という紙を使用し、去年（2024年度版）の紙に比べ、厚さが約3倍になります。 「モンテシオン」は東日本大震災復興支援商品として日本製紙石巻工場で開発された紙で、たっぷりとした紙厚ながら柔らかでさわると凹凸を感じる独特の風合いがあります。 また、いわゆる「紙焼け」が起こりやすい紙なので、掲示場所によっては1年を通して太陽の光によって紙が静かに経年変化していく様子を味わうことができるかもしれません。