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著者:BIOMAN
大阪のバンド「neco眠る」のシンセサイザー、作曲などの音楽家として、また音楽関係を中心にアートディレクター/グラフィックデザイナーとしても活動しているBIOMANさんの、2024年10月に突発性難聴になり2週間の入院中note上にあげていた日記に加筆修正を行い、新たに退院後の1週間分の日記を書き加えてまとめたもの。
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入院1日目 10月2日
片耳が聴こえなくなった。
9月頭に行われたサマーアイ夏目くんのイベントにneco眠るで出演、その後思いっきり体調を崩し、深い咳と痰が止まらない状態に、床に伏しながらできる範囲で作業する生活が続く。9月後半になるにつれ調子良くなっていくものの、左耳の調子が悪くなり、耳鳴りと聞こえづらさを感じるようになる。当初鼻のかみ過ぎかと思っていたが、9月28日に行われたうめきた公園neco眠るフリーライブあたりでさらに酷くなる。一応行っとくか、と9月30日に近所のクリニックで診てもらうと、突発性難聴と診断される。「うちでは診れないくらい重症なので、紹介状書くからもっと大きい病院に行け」と言われ、翌日大きい病院に行くと即「入院です」とのことで、10月2日入院当日の現在に至る。
10:30に病院の入院センターへ、パートナーに付き添いで来てもらう。入院についての説明を受け部屋へと案内される。10階の端っこの4人部屋。ステロイドの点滴打ちながらお昼ご飯になったが、カトラリー類を忘れてしまったので売店まで買いに行く。バタバタしつつ食べ終わっても、飲み薬やアレルギーのことなどひっきりなしに説明を受ける。もっと暇なんかなと思ってたけどなかなか落ち着く暇なく、15時頃にようやくゆっくりできた。
(一部抜粋)