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著者:針山
『六月十八日(土)
土曜授業でかつ授業参観だった。一時間目が三年生の授業。二時間目は六年生の授業を見学。
次女三年生は算数。「手を挙げてね」とリクエストしていたら、ちゃんと応えてくれた。えらい。巻き尺を使っていろいろなものの長さを測るのだが、計る前にちゃんと自分で予想を立ててから実測する。わたしが小学生の頃ってそんなことしたっけ?と感心してしまう。あと、教室の後ろにヤゴ、モンシロチョウの幼虫、蚕など虫がたくさんいて、それを眺めるのも楽しかった。
長女六年生は家庭科の調理実習。みんなでそれぞれ好きな味の卵焼きを作ろうという課題で、わりとまとまりなくみんなが賑やかに作業をしているのを眺める。そんな中で長女の班は手際よく、チームワークがあり、やることを心得ている感じがとてもよかった。そして、わたしよりも上手く卵焼きを作る男子がいて驚く。彼は他の人にも「上手だね」などと感じよく声をかけて作業を進め、片付けも他の人が作業過多だとサッと手伝う。こんな人として完成された小学生いるの?と驚いてしまった。うちの長女もなかなかに立派な人間であるが、六年生の成長って全体的にすごい。...』