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狭間で揺れる

500円

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著者:村上俊平 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」でつけていた、2022年1月1日(土)から2022年3月27日(日)までの日記。 『2022年2年1日(火) MTGに出て、議事録を取っているだけなのになんか疲れた。19時にみんながバタバタと会社を出ていくのを、みんな今は落ち着いている時期なのかな、てか在宅がまじで好きなんだろうなと見ていた。オフィスががらんとしてくると、なんだか集中が切れてきたのでごはんを買いにいこうと立ち上がると、Aから声をかけられ、帰りがてら飯食いにいくかとなった。具体的な会社への批評と、お互いの今の悩み事はどういう構造のもと生まれているのかを壁打ちしながらときほぐすことができていい時間だった。私はもっと不良にならないといけないと思うわと言うと、「俊平さんとっくに不良じゃん、適当なところ適当だし」と言われて、確かにそうかもと思って笑ってしまった。「俊平さんは不良とかじゃなくて、ただもっと本音言えばいいだけだよ」と言われ、マイナスな気持ちを抑えて、増幅してしまうぐらいなら手放すのもありだなと思った。考え事に外の空気を吸わせると進化することが多い。あと自分が思っている自分は、そこまで自分じゃないことも多い。』

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