著者:武塙麻衣子
『四月四日(月)
タイミングを逃し、三時過ぎにやっと眠れたので、起きるのが辛かった。チーズトーストにチリソース、パクチー 、ベーコン、目玉焼き。半分のトーストにはクリームチーズを塗ってラムに漬けておいたレーズンをのせる。本当は午前中に病院に行くはずだったけれど、午後に変更してもらった。料理をしてカムカムエブリバディを見る。ユークが鶏のからあげを買って帰って来てうどんを茹でてくれたので、食べてから渋々病院へ。雨で寒く人も少なかった。どこかでお茶でも飲んで帰ろうと本も持ってきていたけれど、疲れてしまったのでまっすぐ帰った。月曜日なので病院のそばの好きなパン屋さんも定休日。夕方は納品書や請求書の準備などする。夜は、塩肉じゃが、きゅうりのピリ辛漬け、きのこのマリネ、春菊の白和え、桜ご飯、ビール。二十三時過ぎに地震。』(p.57)